【アイムジャグラー】5000Gで設定5以上を見抜けるか【実戦検証】

出玉率が100%を上回っている場合、理論的には「回せば回すほど収支はプラスになる」ということが言えますが、夜9時を過ぎると、取り切れない可能性を考えなければならないART機を始め、徐々に空き台が増えてきます。

ある程度の回転数が付いたことによって、データ機器を見るだけでも多くの情報が得られる夜9時以降は、スロッターにとって、特にジャグラーを打つ人間にとっては非常にローリスクな時間帯と言えるでしょう。

今回は夜9時以降からの稼働にスポットを当て『5000Gで設定5以上を見抜けるか』という検証を、設定5と設定6で行いたいと思います。

目次

夜稼働のメリット

サンプルの信頼度が高い

朝イチよりはお昼、お昼よりは夕方、そして夕方よりは夜の方がデータの信頼度は高いです。「1000GでREG5回引いてた台が、2000Gの時点でもREG5回のまま変わらず」ということは、少なくありません。

ボーナス確率だけで設定を看破しようと思ったら「回転数は少しでも多いに越したことがない」と言えます。これは夜稼働の大きなメリットと言えるでしょう。あ、もちろんライバルは増えますけど、負けるより全然いいと思いますよ。

 

同時にホールのデータも取れる

稼働目的はもちろんですが、ホール全体の雰囲気を見れるというのも大きなメリットです。

日常的に高設定を使ってくるホールであれば、高設定であろう台がどの位置に投入されているかをデータに残していけば、何かしらのヒントが見えてきます。

そして、休みの日に「高設定を一本釣り」できれば最高ではないでしょうか。夜はデータの宝庫ですから、もし空き台がなくても、無駄に終わることはないはずです。

 

空き台が増える

冒頭にも書いたように「高設定の場合、理論的には回せば回すほどプラスになる」ということが言えるのですが、夜9時以降はきりのイイところで止める人が結構います。

もちろんホール状況によるのですが、いくらデータ的に「5or6はありそう」と言っても、公開されない以上100%ではありませんし、たかだか106%程度という出玉率も相まって、適度に2~3連すれば切り上げるという方も多いのではないでしょうか。

毎日1~2時間程度でも、ジャグラーの高設定が打てるのであれば、月のお小遣いには充分すぎる額が稼げると思いますよ。

 

実戦

検証目的

ジャグラーで勝ち続けていくうえで、推奨されてるのは『総回転3000G以上からの稼働』と言われているのはわかるのですが、私自身3000Gから打ち始めて何かしらの理由でやめることが結構あります。

しかし5000回転以上している台を打ち始めて止めることは、ほとんどありません。今回は「5000回転してれば、どのくらいの信頼度があるの?」という部分について、検証したいと思います。

 

スペック表

設定 BIG確率 REG確率 合算確率 出玉率
1 1/287.4 1/455.1 1/176.2 97.0%
2 1/282.5 1/442.8 1/172.5 97.8%
3 1/282.5 1/348.6 1/156.0 99.9%
4 1/273.1 1/321.3 1/147.6 102.0%
5 1/273.1 1/268.6 1/135.4 104.0%
6 1/268.6 1/268.6 1/134.3 106.3%

 

実戦データ(設定5)

アイムジャグラーEX、自宅実機、設定5、5000G×30日。

番号 BIG REG 差枚数
1 20 2 +394
2 14 14 -1377
3 20 17 +584
4 18 11 -443
5 12 28 -580
6 30 22 +4701
7 11 20 -1601
8 17 14 +30
9 22 31 +3110
10 20 10 +40
11 11 29 -1186
12 19 15 +502
13 14 21 -721
14 20 16 +1301
15 17 14 -223
16 13 13 -1562
17 17 21 +847
18 26 21 +3250
19 19 22 +1048
20 17 21 +593
21 22 17 +1479
22 20 22 +1380
23 21 23 +1862
24 21 18 +1427
25 22 21 +1965
26 22 12 +139
27 15 20 -58
28 14 14 -1226
29 16 15 -551
30 20 21 +1281
  • トータル:150000回転
  • BIG:550(1/272.7)
  • REG:555(1/270.3)
  • 差枚数:+17585枚(1日平均:+586.2枚)
  • 勝率:63%(19/30)
  • REG確率1/300達成率:60%(18/30)
  • REG確率1/270達成率:50%(15/30)

 

実戦データ(設定6)

アイムジャグラーEX、自宅実機、設定6、5000G×30日。

番号 BIG REG 差枚数
1 28 15 +3609
2 22 17 +1838
3 15 18 -494
4 17 19 +502
5 21 16 +1131
6 18 17 +754
7 21 18 +1564
8 15 18 -353
9 14 18 -671
10 22 13 +1590
11 17 22 +717
12 21 19 +1646
13 17 23 +890
14 15 14 -659
15 17 16 +539
16 24 22 +3063
17 11 19 -1531
18 20 18 +1515
19 13 13 -1565
20 15 18 -356
21 10 23 -1387
22 17 14 +69
23 14 24 +42
24 20 17 +907
25 15 27 +576
26 17 20 +326
27 17 16 -96
28 17 18 +66
29 25 23 +3248
30 19 20 +1197
  • トータル:150000回転
  • BIG:534(1/280.90)
  • REG:555(1/270.3)
  • 差枚数:+18677枚(1日平均:+622.57枚)
  • 勝率:70%(21/30)
  • REG1/300達成率:73%(22/30)
  • REG1/270達成率:40%(12/30)

 

考察

検証データを踏まえて

こうやって見ると「本当にこれが設定5or6?」と思うようなデータが何件かありますが、やはり5000回転程度ではかなり暴れた数値になるという目安がわかるかと思います。

【設定5の5番、11番】と【設定6の21番】に関しては結果こそ負けていますが、REG確率が優秀すぎるので、こういう台は勝負していくべきです。

1日2日程度では負けることがあるでしょうが、それが月単位や年単位になるに連れて、勝ち額が増えていくことは間違いないと思います。

トータルを見てわかるように15万回転もすれば、ほぼ確率通り収束に向かっていますので、長い目で見て高設定で勝負し続けることが大事です。

 

REG確率だけでいい

ジャグラーを打つ人の中には「REG確率だけでなく、合算で見た方がいい」という方もいますし、もちろんそれはそうなのですが、客側はみんなそういう視点を持っているので、どこかで妥協しないといけないラインが存在すると思います。

もちろんREGが中々引けないという展開の高設定は多いのですが、アイムジャグラーに関してのそれは「その程度の高設定だった」と諦めた方がいいと思うんです。高設定を捨てたくないあまりに、低設定に手を出すリスクを背負うのも割に合わないような気がします。

検証データを見てもわかるように、注目するのはREG確率だけでいいでしょう。5000Gの稼働があるのであれば、1/300とは言わず、合計19回以上のREGが欲しいところですね。

 

設定5と設定6を比較

特筆すべきは、設定6がBIGのヒキ弱であるにも関わらず、出玉は設定5を上回っているという点ですね。やはりブドウ確率は侮れないと言えるでしょう。

何よりも優先すべきはREG確率なので、ブドウ確率どうこうで台を見切るということはほとんどしませんが、ある一定数のブドウが引けると設定6の期待度が高まるポイントが存在するのも事実です。

設定を判断するための材料は、多いに越したことはないので、ブドウはカウントすることをオススメします。

 

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最後に

5000G以上の回転数があれば、半数以上でREG確率が1/300より優秀になっていますし、出玉もそれなりについてきていることがわかります。

低い出玉率とは言え、長い目で見ていけば大きなプラスになり得るはずです。まして、低い出玉率だからこそ高設定が使いやすいという側面もあるのではないでしょうか。

もし、遅くなってくると客数が減るというホールが近くにある方は、夜9時からのジャグラー勝負をしてみても面白いかもしれません。ローリスクの勝負を数こなすことで、アイムジャグラーでの勝ち額は増え続けるはずですよ。

 

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