個人的には設定4さえ入れておけば、割と高頻度で何台かに1台は設定6っぽい挙動を示すんじゃないかと思っています。
もしこれが本当なら、よほどの理由がない限りはホールは設定6を使う必要がないということになるわけですが、果たして真相のほどはどうなんでしょうか。
というわけで今回は、ゴーゴージャグラーの設定4を5000G×30のシミュレート値を使って「設定4さえ使っておけば客が勝手に高設定を使っていると勘違いしてくれるはず」という検証をしていきたいと思います。
ゴーゴージャグラーのスペック
設定 | BB確率 | RB確率 | 合成確率 | 出玉率 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/269.7 | 1/364.1 | 1/154.9 | 97.0% |
2 | 1/268.6 | 1/336.1 | 1/149.3 | 98.2% |
3 | 1/266.4 | 1/318.6 | 1/145.0 | 99.2% |
4 | 1/260.1 | 1/283.7 | 1/135.7 | 101.6% |
5 | 1/255.0 | 1/255.0 | 1/127.5 | 103.8% |
6 | 1/242.7 | 1/242.7 | 1/121.4 | 106.5% |
実戦データ
台番 | BIG | REG | 差枚数 |
---|---|---|---|
1 | 20 | 17 | +707 |
2 | 18 | 18 | -324 |
3 | 21 | 17 | +929 |
4 | 21 | 14 | +420 |
5 | 23 | 10 | +1188 |
6 | 21 | 14 | +369 |
7 | 18 | 15 | -519 |
8 | 26 | 20 | +2399 |
9 | 12 | 17 | -1903 |
10 | 13 | 15 | -1910 |
11 | 11 | 14 | -2870 |
12 | 32 | 11 | +3436 |
13 | 22 | 20 | +1769 |
14 | 18 | 18 | -51 |
15 | 18 | 20 | +217 |
16 | 20 | 12 | -68 |
17 | 14 | 15 | -1470 |
18 | 14 | 19 | -1315 |
19 | 18 | 11 | -541 |
20 | 22 | 24 | +1989 |
21 | 18 | 18 | +80 |
22 | 13 | 18 | -1408 |
23 | 27 | 12 | +1992 |
24 | 19 | 20 | +936 |
25 | 16 | 19 | -595 |
26 | 17 | 21 | -274 |
27 | 16 | 13 | -1064 |
28 | 28 | 28 | +4348 |
29 | 21 | 12 | +30 |
30 | 17 | 17 | -481 |
- BIG確率:574(1/261.32)
- REG確率:499(1/300.60)
- 差枚数:+6016枚(+200.53枚×30)
- 勝率:50.00%(15/30)
- 最大勝ち:+4348枚
- 最大負け:-2870枚
- トータル出玉率:101.34%
考察
出玉率が100%前後で勝率も50%
非常に設定4らしいデータが取れました。出玉率が101.34%で、勝率も半々です。
長い目で見ていけば若干のプラスは見込めるものの、リスクを冒してまで座る価値があるかと聞かれたら、恐らくその価値はないでしょう。
それでも個々のデータを見ていけば、設定4とは思えないほど優秀な台もあったので「高設定かもしれない」と思ったら様子を見ながら稼働し、少しでも怪しげな空気が出てきたらヤメくらいの気持ちの方がいいかも。
REG確率1/300にボーダーを引くと…
設定4のREG値は超えて欲しいと考えると、REGは最低でも17回引いていて欲しいということになります。
シミュレートデータから見てみると、その基準をクリアしたのは17/30でした。ちなみに設定6で同様の検証をした時の達成率は23/30です。
5000GでREG確率1/300を簡単にクリアできそうでできなかった設定6、それなのに設定4だと意外と達成できるなぁという印象です。
そしてREG確率1/250にボーダーを引いてみると、設定4が7/30、設定6が17/30でしたので、この辺りから一気に高設定の香りがしてくるという見解は問題なさそうだと言っていいでしょう。
とりあえずREG確率1/250前後なら完全に狙い目です。
+500枚以上のデータに注目
今回の検証データで、500枚以上プラスになったのは10回です。
そのうち、BIGとREGの差が2以下のもの(REGが上回ったものについてはOK)について考えてみると、合計4回になります。設定6では13回でした。
これによって「いかに設定6はREGが引きやすく、設定4ではREGが先行する可能性が非常に低い」かがわかると思います。
設定4のBIG確率は1/260.1、REG確率は1/283.7ですが、この程度の確率差でも5000GあればREGがBIGを上回る可能性は低いといえるでしょう。
もちろんBIGヒキ弱のケースを含めてしまうとそんなのは山ほど出てくるので、それについては除外しています。
まとめ
- ゴーゴージャグラーの設定4は長い目で見ると打ちたくない部類のスペック
- 4台に1台程度は「設定5か6はありそう」という台に育つ
当初懸念していた「フェイク6の発生率」こそそれなりに低かったものの、REG確率が1/250前後をキープしているにも関わらず、なかなか勝てない展開というのが設定4にはあります。
設定6の同様の検証では安定した勝率もあったので、個人的には「REGが一定基準を満たしていても、差枚数がBIG1回でチャラにできないほどマイナスなら打たなくてもいい」というルールを加えてもいいんじゃないかと思っているほど。
REGのボーダーは人にもよるでしょうが、私は1/300~1/250あたりに引きます。ただ、1/300をクリアしていれば飛びつくというわけではなく、他に強い要素を探したりとかしますね。