個人的にはあまり好きじゃないゴーゴージャグラー。好きじゃない理由は「周りのホールでの扱いが酷すぎるから」です。
でも考えようによっては「ビッグが引きやすいからダラダラしないんじゃないか?」という説も。
そこで今回は、1日中回したゲーム数を10000Gと仮定して、10000G×30日間のシミュレートデータを公開します。
第5回目は「通常営業でこれが入れば奇跡!?」と思える設定5です。それでは張り切ってどうぞ。
スペック
設定 | BB確率 | RB確率 | 合成確率 | 出玉率 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/269.7 | 1/364.1 | 1/154.9 | 97.0% |
2 | 1/268.6 | 1/336.1 | 1/149.3 | 98.2% |
3 | 1/266.4 | 1/318.6 | 1/145.0 | 99.2% |
4 | 1/260.1 | 1/283.7 | 1/135.7 | 101.6% |
5 | 1/255.0 | 1/255.0 | 1/127.5 | 103.8% |
6 | 1/242.7 | 1/242.7 | 1/121.4 | 106.5% |
実戦データ
ゴーゴージャグラー、設定5、10000G×30、親父打ち
台番 | BIG | REG | 差枚数 |
---|---|---|---|
1 | 29 | 40 | -1573 |
2 | 33 | 36 | -1053 |
3 | 37 | 40 | +749 |
4 | 38 | 42 | +1274 |
5 | 32 | 31 | -1488 |
6 | 47 | 28 | +2975 |
7 | 41 | 28 | +1005 |
8 | 48 | 40 | +4130 |
9 | 34 | 43 | +409 |
10 | 38 | 43 | +1780 |
11 | 27 | 29 | -3172 |
12 | 43 | 40 | +2906 |
13 | 38 | 39 | +1119 |
14 | 38 | 32 | +220 |
15 | 38 | 36 | +650 |
16 | 32 | 34 | -1038 |
17 | 37 | 42 | +767 |
18 | 52 | 26 | +4538 |
19 | 41 | 35 | +1177 |
20 | 33 | 34 | -686 |
21 | 36 | 29 | -904 |
22 | 32 | 29 | -2182 |
23 | 32 | 46 | +211 |
24 | 38 | 36 | +369 |
25 | 32 | 28 | -1680 |
26 | 31 | 49 | -5 |
27 | 43 | 37 | +2747 |
28 | 41 | 26 | +459 |
29 | 38 | 36 | +1026 |
30 | 41 | 39 | +2257 |
- BIG確率:1120(1/267.86)
- REG確率:1103(1/271.99)
- 差枚数:+16987(+566.23×30)
- 勝率:67%(20/30)
- 最大勝ち:+4538枚
- 最大負け:-3172枚
- トータル出玉率:101.89%
考察
確率通りに引ければBIG:REGが1:1
ゴーゴージャグラー設定5のボーナス確率は、BIG・REGともに1/255.0です。つまり確率通りに引ければ、BIG:REGの比率が1:1になります。
それを踏まえて実戦データを見てみると、BIGが1120回でREGが1103回とまぁまぁの結果が出ました。
設定4と設定5の間にはREG確率に大きな差があるので、今回のように多少ヒキ弱だったとしても、高設定らしい挙動を示すことは多いと言えるでしょう。
設定5でも大負けする可能性はあり
メーカー発表の出玉率は、設定5とは言え103.8%ということもあり、展開に恵まれなければボロボロにやられます(これはどんな機種でもそうですが)。
例えば、今回のデータでの最大負けは-3172枚ですし、30回中7回が1000枚以上のマイナスです。3回のうち1回は1000枚以上負けるって…結構ひどい数値ですよね。
ただしフォローするのであれば、今回の検証データが引き弱の結果であるので、まだ救いようがあると言ったところでしょうか。
それでも、実際にホールに足を運んだ時よりも明らかに稼働のついている10000Gでの検証ですから、もうちょっと安定してくれると嬉しかったです。
引き弱でも1日+566枚はさすが
引き弱とは言え、10000Gあたりで+566枚のプラスを叩き出すあたりは流石ですね。
実際に夕方からホールに足を運んで、そこで目ぼしい台に座ってそれが設定5だった場合、閉店までに2000G~3000G程度回せると思いますが、約113.2枚~169.8枚程度のプラスが見込めます。
1時間あたりに回せるゲーム数を700Gと仮定すると、時給700円~800円(39.62枚)です。
これを少ないと捉えるか高いと捉えるかは人それぞれだと思いますが、設定5を1台入れたとしても店側にはそこまで大きな痛手でないということも分かるので、優良ホールならガンガン投入してくれるラインなのかもしれません。
設定5がフェイク設定6になる確率は?
ちなみにゴーゴージャグラーの設定5を投入する最大のメリットとしては、客側が「設定5を設定6と勘違いしてくれる可能性がある」という部分です。
「あの店、ゴージャグで設定6入ってるよ」という噂が流れるのと「あの店、ゴージャグには入っても設定4」と言われるのとでは、明らかに印象が違いませんか?
ちなみに10000Gで設定6のREG確率を満たすには、合計42回以上のREG回数が必要なのですが、30回中6回がその基準を満たしています(ちなみに設定4では10台に1台程度でした)。
ここだけ見ると少ないように見えるかもしれませんが、REGも40回程度引けていれば設定6の引き弱という可能性も出てくるため、そうなると3台に1台は設定6のように見えなくもありません(しかもこのデータは、引き弱のデータです)。
正規の確率通りにボーナスが引けていれば、もう少しすべての項目が優秀になるので、こうなった場合の設定5は極めて厄介かも。
まとめ
- 設定5の33%は設定6と言われてもおかしくないような出方をする
BIG確率に関しては微々たる差なので、ここは完全無視でいいと思います。
試行回数が30万Gじゃ少ないという意見はもっともですが、30万Gでも設定4と設定5にそこまで大きな差が見られない部分を追いかけるのもどうかと思いますし、何より実際のホールでは5000G以下であることがほとんどですからね。
とりあえず設定5に座る分には、長い目で見たら勝っていけるので、それが唯一の救いと言っていいでしょう。できれば、実際のホールを見た時に「それが本物なのか、それともフェイク設定6なのか」が見抜ければ文句無しです。