アイムジャグラーでは設定1~5と設定6の2パターンしか用意されていなかったブドウ確率ですが、ハッピージャグラーにおいては各設定間に設定差が設けられています。
その差は微々たるものですが、分母が小さく「大量のサンプルが採取できる」という意味では、汎用性が高いデータと言えるでしょう。そして設定推測しながらの2000G程度で、ある程度の設定に関する推測ができれば、これ以上ないくらいの強い味方になるのではないでしょうか。
今回はハッピージャグラーVⅡにおける『2000Gのブドウ数で設定が見抜けるかどうか』についての検証結果です。
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Contents
設定別ブドウ確率
確率表
設定 | ブドウ確率 |
---|---|
1 | 1/6.69 |
2 | 1/6.63 |
3 | 1/6.58 |
4 | 1/6.40 |
5 | 1/6.35 |
6 | 1/6.30 |
ブドウ確率に対する考え方
あくまで、優先順位は『狙い台の根拠』や『ボーナス確率』なので「ブドウが良く落ちるからボーナス引けてないけど続行」や「ボーナスは引けてるけどブドウが全然落ちないからヤメ」という判断はまずしません。
しかし、多少とは言え設定差が設けられている以上「高設定なら辿り着けるが、低設定では叩き出せないボーダー」というのが存在すると思います。そこをうまく利用できないかという考えです。
アイムジャグラーの場合
アイムジャグラーでも『設定6でないと起こりにくい個数のライン』が存在しました。もちろん、それは設定6でも起こりにくい確率ではありますが、万が一そのラインに到達できた場合は、一気に設定6の期待度が高まるといったものです。
ハッピージャグラーの場合は、各設定差が設けられているので、それぞれバラけることを考慮すると幅広く見て行かなければならないかもしれませんが、アイムジャグラー同様『高設定でないと到達できないライン』があると思います。
【関連記事】
【アイムジャグラー】ブドウカウントは有効!ブドウ確率の信頼度について【実機検証】
実戦
確率通りにいくと
- 設定1:299個
- 設定3:304個
- 設定5:315個
- 設定6:317個
実戦データ
ハッピージャグラーVⅡ、自宅実機、2000回転×15回、設定1、設定3、設定5、設定6におけるブドウカウント数。
番号 | 設定1 | 設定3 | 設定5 | 設定6 |
---|---|---|---|---|
1 | 293 | 301 | 326 | 289 |
2 | 289 | 295 | 319 | 331 |
3 | 300 | 298 | 329 | 320 |
4 | 286 | 294 | 322 | 307 |
5 | 301 | 313 | 338 | 318 |
6 | 302 | 306 | 307 | 339 |
7 | 301 | 291 | 331 | 318 |
8 | 312 | 322 | 290 | 320 |
9 | 279 | 308 | 309 | 301 |
10 | 294 | 305 | 329 | 347 |
11 | 296 | 319 | 268 | 306 |
12 | 278 | 316 | 309 | 333 |
13 | 279 | 296 | 311 | 307 |
14 | 299 | 302 | 295 | 315 |
15 | 302 | 303 | 288 | 310 |
考察
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1/6.0という1つのボーダー
ブドウの確率表を眺める限り、わかりやすいところで1つの指標となりそうなのが1/6.0ではないでしょうか。ちなみに2000Gでブドウ確率1/6.0を切るためには、333個以上のブドウが必要です。
結果を見てみると、2000回転×15回×4の少ない試行数ではありますが、1/6.0を切ったのは設定5で1回、設定6で3回の合計4回でした。設定3では最大で322個なので、ピークでも11個足りなかったことになります。
300個というライン
設定5&設定6に注目してみましょう。たまに驚くほど引けてないときもありますが、ほとんどのケースで300個(1/6.67)のラインをクリアしています。
一方で低設定の場合は、達成できないケースが散見されるので、もし『REG確率』や『ホール状況』など、他に強い要素がない場合は「2000Gでブドウが300引けなければ見切る」というのも有効かもしれません。
ブドウカウントは有効
今回の検証結果を踏まえると『2000ゲーム間のブドウ確率が1/6.0を切れば高設定の可能性大』と言ってもいいと思います。もちろん、それは絶対的なボーダーとして使用するのではなく、あくまで参考値としての使い方です。
設定5だと15回に1回、設定6でも5回に1回程度の出現率である以上、実用性の高いデータとは言い難いですが、例えば「なんらかの理由を見つけて打ち始めたハッピージャグラーが低迷し始めたとき、もし2000Gのブドウが1/6.0を切っていたら続行」というカタチで利用できるかと思います。
最後に
各設定差が設けられているというのは、わかりやすいようでわかりにくいかもしれませんね。アイムジャグラーのように「設定6だけ別」であれば、設定6に焦点が絞れるので、比較的使いやすい数値になると言えるでしょう。
ハッピージャグラーの場合は、設定6が使われにくいと思っているので、実際の稼働をしていくうえでは、設定5あるいは設定4を見ていかなければなりませんが、それらは低設定と紙一重だったりもします。
ブドウに限らず、状況や展開で判断していくことが大切だと言っても過言ではありませんので、材料は集められるだけ集めて実戦に臨みましょう。 そのためにも、ブドウカウントはした方がいいと思いますよ。